第42回近畿高等学校総合文化祭が19日から、県内各地で行われる。和歌山県での開催は10年ぶり。総合開会式は19日午後1時半から、県民文化会館で実施される。

 近畿を中心とした2府8県(近畿2府4県と三重、福井、鳥取、徳島)の高校生が日ごろの活動の成果を発表し、交流を深める祭典で、大会テーマは橋本高校1年の吉田芽生さんが考案した「大地に響け 人の和と文化でつむぐ青春の旋律」。総合開会式は2部構成となっており、1部は式典で仁坂吉伸知事の歓迎の言葉、各府県紹介など。2部は大会テーマをタイトルとした県のデモンストレーションで、りら創造芸術高校の演劇「安珍清姫伝説」、各校の箏・マンドリン・合唱・吹奏楽発表。日高高校が合唱に参加する。総合閉会式は27日、同会館大ホール行われる。

 開催部門は16部門で、日程と会場は次の通り。
 ①合唱=20日、和歌山城ホール②吹奏楽=27日、県民文化会館③器楽・管弦楽=20日、県民文化会館④日本音楽=25日、県民文化会館⑤演劇=25~27日、粉河ふるさとセンター⑥書道=18~20日、県民文化会館⑦美術・工芸=25~27日、県民文化会館⑧写真=25~27日、和歌山ビッグ愛⑨囲碁=19・20日、和歌山ビッグ愛⑩将棋=26・27日、和歌山ビッグウエーブ⑪英語=20日、紀南文化会館⑫放送=20日、県民文化会館⑬マーチングバンド・バトントワリング=20日、県立橋本体育館⑭茶道=20日、和歌山城ホール⑮自然科学=20日、近畿大学生物理工学部⑯郷土芸能=27日、有田市民会館