帯の結び方を説明する師範ら

 県美容業生活衛生同業組合日高支部(小畑和明支部長)は14日、御坊市の財部会館で着物の着付け講習会を開き、日高、田辺、海南、有田の4支部から17人が受講。成人式を前に、全日本美容講師会が今年9月に発表した新しい帯の結び方を学んだ。

 講習会はコロナの影響で3年ぶりの開催となり、今回の講師は全日本美容講師会最高師範の山本静香さん、師範の服部久美子さんと東加奈子さんの3人。新しい帯の結び方は北海道の大地をイメージした「碧天(へきてん)」と丹頂鶴を表現した「輝輝(きき)」の2種類で、実際に帯を使い、手順やポイントなどを解説した。参加者は「マスターして結べるようにしたいです」と熱心に学んでいた。

 今月21日に和歌山市、12月5日に新宮市でも講習会を開催する。

 県美容業生活衛生同業組合は新規組合員を募集中。問い合わせは同組合℡073―474―1060。