和歌山労働局(小島敬二局長)は28日、9月の県内一般職業紹介状況を発表した。有効求人倍率(季節調整値)は1・15倍で、全体的には緩やかに持ち直しの動きが続いている。

 9月の企業の求人は1万6884人(季節調整値)で前月より0・9%減少し、求職者は1万4627人で2・6%減少。有効求人倍率は1・15倍で前月より0・02㌽上昇した。求人が求職を上回る1倍超えは昨年2月から20カ月続いている。近畿の有効求人倍率は1・21倍、全国は1・34倍。

 新規求人数は、6145人(季節調整値)で前月より12・3%増加し、新規求職者数は2884人で5・9%減少。新規求人倍率は2・13倍、前月比0・34㌽の上昇で、バブル絶頂期の1989年7月に記録した0・35㌽に次ぐ上げ幅となった。

 小島局長は、「新規求人が増加し、製造業や医療福祉、宿泊飲食業など多くの産業で持ち直しの動きが継続している」とした一方で、「新型コロナの感染状況と、原材料価格の動向や供給制約が雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある」と述べた。