賞状を手に永江選手

 JOCジュニアオリンピックカップ第16回U18・第53回U16陸上競技大会が21日から4日間、愛媛県松山市の県総合運動公園陸上競技場で開かれ、紀央館高校1年の永江翔太朗選手がU16男子砲丸投げで見事優勝した。

 各種目の参加資格記録をクリアした全国ランキング上位者らが出場。永江選手は、エントリー記録が15㍍27(出場者中2位)で、昨年の準優勝から1位を狙って参戦。2投目で15㍍48をマークし、3位で上位8人に絞られる4投目に進み、最終の5投目で自己ベスト(15㍍54)を更新する15㍍75を投げて優勝した。

 今大会を振り返り、「序盤記録が伸びず焦りと緊張があったが、負けたくないという気持ちでラスト1投に臨んだ。負けられない大会だったので優勝できほっとしました」といい、昨年夏の全日本中学校陸上競技選手権大会以来の全国制覇に笑顔を見せていた。

 このほか、日高地方勢はU16女子円盤投げの原志保選手(中津中3年)が29㍍91で12位、同女子ジャベリックスローの髙田夏帆選手(南部中2年)は36㍍88で26位、U18男子三段跳びの薗田琉維選手(和歌山北高3年、丹生中出身)は13㍍71で25位と健闘した。