3位入賞した日高女子のメンバー

 「春の高校バレー」の愛称で親しまれている全日本バレーボール高校選手権大会和歌山大会は24日、男女とも準決勝が行われ、日高女子は開智に惜しくも敗れたが、3位入賞と健闘した。

 日高は第1セット、山本、宇和、土屋らアタッカー陣が左右から強烈なスパイクを次々とたたき込んで優位に展開。守ってはリベロ宮井を中心に粘り強いレシーブで、優勝候補相手に中盤までリードするなど見せ場たっぷり。終盤に逆転を許して20―25で落とすと、第2セットはリズムに乗り切れず、10―25で敗れた。外川広興監督は「決勝トーナメント1回戦で、センターで唯一の3年生がけがをするアクシデントに見舞われたが、劣勢の中を1、2年生が集中して乗り切り、準決勝でも強豪相手にいい試合ができた」と選手をたたえた。

 決勝戦は11月2日に和歌山市で行われ、男子は開智―和歌山工、女子は開智―和歌山信愛が全国切符をかけて対戦する。

 日高女子のメンバーは次の皆さん。
 外川広興(監督)、中本万智子(コーチ)、岡山梨乃(マネジャー)、宮井花穂、小早川綾香、東純菜、山本葉月、宇和七音、澤田奈歩、山内麻葵、下野楓夏、小林愛弥、土屋舞歩、西畑菫、清水麻衣、水野和代、上野美結