紀州鉄道キハ603をデザインした段ボール箱

 JR御坊駅前で紀州日高の名産を販売している丸仁商店は紀州鉄道キハ603をデザインした段ボール箱を製作、ふるさと納税の返礼品用として活用する。同店で扱う返礼品は年間で1万件から2万件程度。市のシンボルでもある「日本一短い鉄道」を全国各地に発信し、観光振興などにつなげたい考えだ。

 紀州鉄道、市観光協会とコラボして製作。MARUNI株式会社取締役の丸山新仁さん(36)が以前に県外の自治体にふるさと納税をした際、地域の観光スポットをPRするデザインの段ボール箱に入った返礼品が送られ、「御坊でもこういう段ボールがあれば」と今回のアイデアにつながった。以前は店の紹介などを印刷した段ボールを使っていたが、「店の近くには日本で一番短い私鉄の紀州鉄道が走っている。御坊市のシンボルにもなっている鉄道をモチーフにした段ボール箱で、ふるさと納税の返礼品を発送し、観光振興につなげたい」と作った。

 大きさは横32㌢、縦23㌢、高さ15㌢。箱全体がキハ603の車両のようになっている。「走行距離は2・7㌔。平均時速は20㌔。ちょっとレトロでモダンな車両が家の軒先をかすめます」などと紀州鉄道の説明を入れているほか、市のゆるキャラのみーやちゃんなども描かれている。

 同店で扱うふるさと納税の返礼品はしょうゆ、みそ、梅干し、ジュース、菓子など200~300種類。そのうち、今回の段ボール箱に入る大きさの商品を使用するという。

 丸山さんは「このほか野口オートキャンプ場など、御坊市にちなんだデザインのふるさと納税用段ボール箱の製作も考えていきたい」と話している。