多くの人でにぎわうなみうちマルシェ

 日高町の産湯海水浴場駐車場で15日、地元食材を生かしたグルメなど楽しい「ひだか」が大集合する「うぶひだか なみうちマルシェ2022」が開かれ、開店から多くの人でにぎわった。

 19年で終了したクエフェアに代わる新たな地域活性策として、同町商工会(山田理司会長)が企画した。

 マルシェは日高町から12店、由良、美浜、印南、みなべから各2店舗の計20店が出店。日高町名物クエの唐揚げは行列ができる人気ぶり。サバコロッケのほか、印南町のネギとカリフラワーのオリジナルコロッケ、てんぷら、美浜町のシラス、みなべ町の梅酢焼き鳥、由良町からはキッチンカーも出店し、大にぎわい。子どもにはお菓子釣りも好評だった。

 購入した伊勢海老をその場で焼いて食べる伊勢海老バーベキュー、海水浴場の海の家では「うぶカフェ」がオープンし、「ubuスパイスカレー」などオリジナル料理が味わえ、人気を集めていた。

 町内から来た女性(67)は「クエフェアとはまた違っていいイベント。にぎわいがあっていいですね」と笑顔で話していた。