参議院本会議は6日、岸田文雄首相の所信表明に対する代表質問が行われ、自民党参院幹事長の世耕弘成氏が物価上昇に伴う大規模経済対策などをただした。
世耕氏は食品値上げなどによる物価上昇について「欧米では金利を上げて景気を悪化させてでも対処できない需要過熱型インフレであるのに対し、日本が直面するのは特定物資の価格急騰による物価上昇である」と指摘し、金融緩和を継続させるとともに適切な財政出動で物価上昇をコントロールし、国民の痛みを抑制できると強調。そのうえで昨年と同規模となる〝真水〟での30兆円規模を超えるスピード感を持った経済対策、光熱費などのエネルギー価格の負担軽減、中小規模事業者の賃上げ環境の整備、ゼロゼロ融資(無利子・無担保)の継続など7つの提言を行い、「大胆かつ迅速な対応が必要」と求めた。
岸田首相は経済対策を危機感とスピード感を持って進めると約束し、光熱費高騰に対する思い切った対策やゼロゼロ融資の継続・拡充などにも言及した。
世耕氏はロシアのウクライナ侵攻や日中関係、安倍元首相の国葬などの問題についても質問した。

