語り部ウォーキングと海岸清掃など体験も人気

 持続可能な社会の実現をテーマにした日高広域観光振興協議会のイベント「意識が変われば、世界が変わる~サスティナブルHIDAKA」が2日、みなべ町のホテル&リゾーツ和歌山みなべや周辺の吉野熊野国立公園で開催された。ビーチコーミング(海岸の漂着物観察等)などの自然体験プログラムのほか、サステナブルに関連したエコ雑貨販売、フードマルシェ、カフェなど多彩に催し、初めての企画は大いににぎわった。

 SDGsやサステナブルを切り口とした初めてのイベント。昨年度、同協議会とホテル&リゾーツ和歌山みなべが観光振興に関する包括協定を締結しており、連携事業の一環として開催した。同ホテルのほか、吉野熊野国立公園の千里の浜や小目津公園前の浜を舞台にした。

 自然体験プログラムは黒竹ボールペン作りやビーチコーミングとシーグラスボールペン作り、梅染め、語り部ウォーキング、ハワイアンフラが小目津公園や千里の浜の屋外で行われ、多くの親子連れらが体験。楽しみながら環境にやさしい取り組みについて知識を深めていた。

 ホテル内ではエコ雑貨販売、フードマルシェ、エコカフェが開店。一般の来場者やホテル宿泊客ら大勢の人がひっきりなしに訪れた。エコ雑貨は着物リメイクやブローチ、ストラップなどサステナブルグッズがずらり。みなべ町のイラストレーター松下恭子さんは絶滅危惧種であるユキヒョウをテーマにした絵本や動物のブローチを販売。「少しでも興味を持ってもらいたいと出店しました。お客さまには電気のスイッチを一つでも消すなど家でできることをアピールしました」と持続可能な社会の実現へ一人ひとりができることをPRしていた。手作りの動物ストラップを購入していたみなべ町の60代女性は、「活気があっていいですね。少しでもサステナブルに関心を持つことができました」と笑顔で話していた。

 フードマルシェではハチミツや梅干し、アウトレットチョコレートなどが販売され、イチゴを使ったソフトクリームなどエコカフェも人気だった。