マルシェをイメージしたポスターでPR

 日高町の産湯海水浴場駐車場で10月15日、地元食材を生かしたグルメなど楽しい「ひだか」が大集合する「うぶひだか なみうちマルシェ2022」が開かれる。19年でクエフェアが終了し、新たな地域活性策として町商工会(山田理司会長)が企画した「うぶひだか」事業。海の家を活用したカフェの営業ほか、ワークショップやマリンレジャーを取り入れた「シーサイドアクティビティ」など多彩なイベントで、多くの来場を呼びかけている。

 イベントは午前11時から午後3時まで、日高経営支援センターの日高町から12店舗、由良、美浜、印南、みなべから各2店舗の計20店舗が出店。クエの唐揚げやさばコロッケをはじめ地元グルメが並ぶ。海水浴場の海の家では「うぶカフェ」がオープン。「ubuスパイスカレー」「わさびの葉ジェノベーゼをかけたしらすたっぷりポモドーロパスタ」「鯖ハーブカツとわさびの葉ジェノベーゼソースのトルティーヤサンド」などを販売する。ubuカレーはさばコロッケ付きのスペシャル、さばコロッケ、さばハーブカツ、旬の地場野菜付きの限定デラックスを用意。コロッケとカツのサバは紀伊水道でとれたもの、真妻わさびのわさび菜は廃校になった比井小を利用して水耕栽培されているものを使う。

 会場には屋外フードコートのほか、手ぶらのフリーBBQ、アロマキャンドルやアーユルヴェディック・マッサージのワークショップコーナーを設置。人工芝エリアではフラダンス、ウクレレ、漫才が行われ、併せてSUP、シーカヤックの体験、サンセットビーチヨガ(午後4時~)もある。

 うぶひだかのコンセプトは「ゆったりしたいあなたに『自然の音』と『のどかな空気』の中で、楽しむ時を提供します」。定期的な開催で周辺地域から集客を狙う。事前予約ができるコンテンツもあり、詳しくはホームページ=QRコード=で、問い合わせは商工会℡0738ー63ー3611。