沖縄舞踊を習う児童

 日高川町の寒川第一小学校(高台浩校長)で7日、沖縄の舞台制作団体「ACO沖縄」によるワークショップが行われ、全校児童が沖縄舞踊を習った。

 文化庁の「文化芸術による子供育成推進事業」で、子どもたちが本物の芸術を鑑賞するだけでなく体験も行う事業。ACO沖縄から6人が来校し、児童に沖縄の舞踊を指導。児童は音楽に合わせ、手の使い方など基本的な踊りの動きを習った。来月31日には同校で教育講演会として、ACO沖縄のミュージカル「沖縄燦燦」が披露され、児童や保護者、地域住民らが鑑賞する。公演終了後は児童が登場し、この日習った沖縄舞踊を発表する。

 6年生の福隅陽菜さんは「沖縄の踊りを学べて楽しかった。音楽は『ザ・沖縄』という感じでした。公演の日は踊りを披露するので緊張しますが、舞台が見られるので楽しみです」と話していた。