厚労大臣表彰に選ばれた西森医師

 産科医療の充実に大きな功績のあった医師らをたたえる厚生労働大臣表彰で、県内からひだか病院副院長の西森敬司医師(63)=泉南市=が選ばれた。昼夜を問わず診療に対応し、地域の産科医療の維持に貢献してきたことなどが評価された。

 西森医師は1984年に和歌山県立医科大学を卒業後、大学院で産科婦人科学を学び、産科婦人科助手として勤務。90年にはアメリカに渡り、カリフォルニア大学、スタンフォード大学で生殖医学などを学んだ。92年に帰国し、再び和医大で産婦人科医を務め、95年に国保日高病院(現ひだか病院)の産婦人科医長に就任。産婦人科部長、診療部長などを経て、現在は副院長を務めている。

 ひだか病院は年間400~500件の分娩を取り扱うが、西森医師はその中心的な役割を果たし、臨床研修医の指導責任者として若手医師の指導・育成にも尽力している。

 受賞に際して、「大変光栄です。スタッフ、助産師、小児科医院ら周りの皆さんの助けのおかげです」と話し、地域の産科医療について「24時間体制で分娩できる今の体制を続け、生まれ育ったふるさとで出産ができるようにサポートしていきたい」と話した。