ドローン部隊が動作を確認

 防災の日の1日、印南町役場では地震を想定した訓練が行われ、南海トラフ地震や大規模災害に備えて職員全員参加のシェイクアウト訓練や、ドローンの操作訓練が行われた。


 この日、職員は防災服で出勤。大規模地震が発生したと想定して、机の下などに隠れるシェイクアウト訓練を行い、午前9時に緊急地震速報が館内で作動すると、職員は来庁している住民に配慮しつつ、一斉に安全な場所へ身を隠す動きを確認した。


 その後、周囲の被害状況をドローンを使って情報収集する操作訓練が行われた。かえる橋など庁舎付近の3カ所にドローンを飛行させ訓練を行う予定だったが、天候不良のため庁舎内の大会議室に場所を変更。ドローンの操作技能証明書を持った職員で構成されるドローン部隊約30人が、順番に起動動作などを確認した。