工野儀兵衛の胸像の前でクイズに答える参加者

 和歌山大学観光学部の学生が企画した夏まつりが21日、美浜町三尾で初めて開かれ、町内外の小学生27人と保護者がウオークラリーで地域を勉強しながら三尾の魅力にふれた。

 同観光学部が自治体と取り組むローカルパートナーシップ(LPP)の一環で、学生が昨年度から美浜町と連携して、地域課題の解決や地域活性化等に取り組んでいる。学生が美浜町の魅力をインスタグラムで発信するなどしており、今回は子どもたちにカナダ移民の歴史など詰まった三尾を再発見してもらうきっかけにしようと夏まつりを企画した。

 低学年(1~4年)と高学年(5・6年)の2部に分かれて実施。低学年は20人の子どもたちが保護者と一緒に参加。学生が考案したウオークラリーでは、カナダミュージアムや龍王神社などを巡り、クイズに挑戦。「カナダミュージアムにある胸像は誰でしょう」では実際に確認して「工野儀兵衛」と答えていった。学生から「工野儀兵衛さんはカナダ移民の父といわれています」などと説明も受けた。家族で参加した小河原凛ちゃん(9)は「くのぎへえという名前は初めて知りましたが、覚えました」と笑顔で話していた。ビンゴや玉入れなども楽しんだ。