オリジナルのキティちゃんぬいぐるみを手に籔内美浜町長㊧と山名由良町長

 サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」「ぽこぽん日記」「ハンギョドン」による「わかやま共通返礼品応援隊」の決起イベントが23日、和歌山市の和歌山ビッグ愛で行われ、美浜町や由良町を含む県内7自治体のオリジナルデザインのハローキティぬいぐるみがお披露目された。イベントではキティちゃんとともに、首長がまちの魅力をPRした。

 共通返礼品は、複数の自治体が協力して共通の返礼品を取り扱えるふるさと納税の制度で、県内では2019年7月に13市町村から始まり、現在は24市町村が協力。それぞれの地場産品をシェアしている。

 応援隊は応援隊長として和歌山の共通返礼品を応援するハローキティと、和歌山の山の幸をメインに応援するぽこぽん日記、海の幸をメインに応援するハンギョドンの3キャラクターで構成。各自治体の地場産品とコラボした返礼品開発や感謝状、特設ウェブサイト、SNSに登場し、情報発信する。

 応援隊を活用する自治体がオリジナルデザインのハローキティぬいぐるみを製作し、それぞれのふるさと納税のプロモーションに活用。決起イベントには美浜や由良の5町長が代表して出席。幹事町で九度山町の岡本章町長、サンリオ・ライセンス営業本部1部シニアマネージャーの古賀晋樹氏があいさつし、キティちゃんが各首長とともに、まちにちなんだ体験にチャレンジした。

 美浜町の籔内美和子町長は松ぼっくりコーミング(宝探し)をお題に出し、「美しい海と松林の自然を満喫しにお越しください。野菜、果物、海産物の魅力をふるさと納税を通じて触れていただければ幸いです」とPR。由良町の山名実町長は一緒に天狗の舞を披露し、「1年間を通じて海産物、山の幸とたくさんいいものがあります。新鮮な魚介類、近大クエもありますので、ぜひふるさと納税よろしくお願いします」とアピールした。