松本さんとブドウを収穫する園児

 御坊市のわかば保育園(岩崎利香園長)の年長児9人が17日、園近くの松本義久さん宅(72)を訪ね、ブドウ狩りを楽しんだ。

 松本さんは家庭菜園でブドウ栽培をはじめ、栽培歴は20年。5年ほど前から毎年、園児に提供している。ブドウのほか園児のためにサツマイモも育てており、毎年11月には芋掘り体験も提供している。

 松本さん宅に到着した園児たちは、たくさん実ったブドウに大喜び。ブドウの房を手に持ち、松本さんにハサミで切ってもらい、箱いっぱいのブドウにうれしそうな表情。松本さんは「今年は雨が少なく、甘みが詰まったおいしいブドウに仕上がりました」と話し、子どもたちの喜ぶ姿に目を細めていた。