第26回参議院議員選挙は10日投開票が行われ、和歌山選挙区(改選数1)は自民党現職の鶴保庸介氏(55)が27万1311票(開票率92%)を獲得し、圧倒的な強さで5選を決めた。24年間の経験と実績を武器に組織力をフル回転、今回の当選を機に参議院のベテランとして一層の活躍を誓う。共産党新人の前久(66)、政治団体参政党新人の加藤充也(57)、NHK党新人の遠西愛美(37)、政治団体新党くにもり新人の谷口尚大(42)の4候補は知名度不足などが響き、訴えが浸透しきれなかった。当日有権者数は79万6272人(男37万2438人、女42万3834人)。