完成したフラワーアートの前で(左から)きぃぽん、駅員、赤坂さん、元峯さん

 JA紀州女性会(菅野幸江会長)が28日、スターチスで作ったフラワーアートをJR御坊駅の1番ホームに飾った。

 日本一の産地「花のまち御坊」をPRしようと、毎年、ゴールデンウイークに合わせて実施している。フラワーアートは縦90㌢、横340㌢の大きさで、今年は薄紫をベースに、紫、濃いピンク、白、黄の5色を使って「JA紀州 花のまちゴボウ」と書き、同JAマスコットキャラクターきいぽんのイラストも入れた。2週間前から準備に取り掛かり、1800本のスターチスのガクをカットし、乾燥させた。

 今年は仕上がりの美しさを追求し、パーツを例年以上に細かく1㌢ほどにして制作。会員とJA紀州くらしの活動課の職員ら10人以上が参加し、2日間かけ仕上げた。展示は7月末ごろまで。

 掲示作業は副会長の赤坂幸子さんと元峯初美さんらが行い、きぃぽんも登場して、ホームに入ってくる電車の乗客に手を振ってPR。赤坂さんと元峯さんは「いつもより細かくしたので大変でしたが楽しく作業し、仕上がりは大満足。取り付け作業中も駅を利用する人が『きれい』と言ってくれて励みになりました。久しぶりに帰省する人などに楽しんでもらえれば」と話していた。