谷久保支部長(右から2人目)と記念品を受け取った歴代支部長

 県中小企業家同友会御坊日高支部(谷久保浩二支部長、会員37社)の10周年記念例会「未来予想図~夢はきっと叶う~」が18日、御坊市の御坊商工会館で開かれ、さらなる発展へ決意を新たにした。

 同支部は2010年3月創立。20年度で10周年を迎え、記念例会を計画していたが、新型コロナの影響で延期していた。

 会場とオンラインを合わせ、御坊日高をはじめ県内各支部の会員や来賓、ゲストら約70人が参加。谷久保支部長は同友会の活動に触れて「例会での報告やグループ討論、発表は会社が健全に成長していくためのもの。同友会の『自主・民主・連帯』の精神、『国民・地域とともに歩む中小企業』という理念、そして今後それぞれの会社の発展につながれば」とあいさつし、県中小企業家同友会の上田浩司代表理事が「さらに活気ある支部として盛り上がってほしい」と祝った。

 記念式典では谷久保支部長が歴代の支部長に記念品を贈呈。小松一也さん、山本伸一さん、川村政和さんの3人が受け取り、代表で小松さんが11年を振り返りながら今後の活動、発展に期待を込めた。

 その後、御坊市の秋山逓送株式会社、秋山総一郎代表取締役が経営実践報告を行い、グループで討議、発表して研さんを深めた。