ドローンで撮影した園児たちの梅の花と文字

 今年度で閉園となる南部保育所の園児たちの記念にと、みなべ町の建設会社、株式会社池田土木(池田智昭代表)が、園児の人文字をドローンで撮影した。

 同社は今年度から同保育所のすぐ近くの急傾斜の公共工事を行っていることや、池田代表が子どもの頃に通っていたことも縁で、藤井昌代園長に声をかけた。園も記念になる人文字を考えていたときで、同社が普段、測量などで使っているドローンで撮影することになった。

 撮影は22日に園庭で行われ、「みなべほいくしょ 47ねんありがとう」の文字と、全園児54人が白色と赤色の帽子をかぶって日本一のみなべの梅の花を形にした。藤井園長は「子どもたちと何か残したいと思っていたところに声をかけていただき、すごくいい記念になりました。保護者の皆さんにも見てもらいたい」と大喜び。池田代表は「園の近くで工事をしていたので、子どもたちに建設業の仕事を少しでも知ってもらいたいと以前から思っていました。子どもたちの思い出になって、建設業の魅力に少しでも触れてもらえたのならうれしいです」と話している。