田辺市龍神村行政局の龍のオブジェも雪化粧(午前9時30分ごろ)

 日本海側の低気圧の影響で近畿北部を中心に大雪となった17日、日高地方も各地で雪が積もった。

 発達した低気圧の影響で雪雲が瀬戸内方面から流れ込み、御坊市内は16日深夜から17日未明にかけ雪が降った。住宅の屋根や車にも積もり、田んぼも畑も雪化粧。17日の御坊市の最低気温は0・5度(午前6時)。同市の2月の平均最低気温4度を下回り、厳しい寒さとなった。

 最低気温マイナス3・8度まで下がった田辺市龍神村では5~10センチの積雪となった。

 和歌山地方気象台観測予報管理官の熊谷達也さんは「17日夜にかけて雪雲が流れ込む可能性があり、風雪に注意が必要です。車の運転などは慎重に行ってください。寒さは17日いっぱいまでで、18日以降は天気も回復するでしょう」と話している。