御坊市は、国の2021年度補正予算で新型コロナ対策として分配される地方創生臨時交付金の事業案をまとめ、10日開会の議会臨時会に関連する一般会計補正予算案を提出する。

 今回の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で、市の限度額は1億5953万円。事業は全市民と商業・サービス事業者支援の「あがらの御坊みんなで応援商品券2nd」、商店街団体への「商店街イベント支援」、教育機関への「感染症対策関連」、市民への「マイナンバーカード利活用促進」、乳幼児健診受診者への「ブックスタート」の計5項目で、事業費は2億6823万円としている。

 「あがらの御坊みんなで応援商品券」は2回目で、市内の経済活性化や市民の生活支援のため、登録店で使える商品券を1人当たり1万円分配布し、また、事業者支援で換金時に10%を上乗せ。1回目は20年10月1日から21年2月28日までを利用期間に行われた。今回は6月1日から10月31日までの予定。新たに取り扱い店へ登録感謝金3000円を加えている。