写真=花束を受け取り13回目の当選を喜ぶ二階氏

 

 第49回衆議院総選挙が31日投開票され、和歌山3区は自民党前職の二階俊博氏(82)が経験と実績を武器に組織力を生かして圧勝、貫禄の13選を飾った。共産党新人の畑野良弘氏(61)は野党共闘や政権交代、諸派新人の本間奈々氏(52)は保守団体の新たな受け皿を訴えたが、有権者に浸透しきれなかった。無所属新人の根来英樹氏(51)は組織なき戦いで最後まで苦戦を強いられた。