写真= 梅干しを受け取る児童(上南部小で)

 県を代表するブランドである梅干しをより知ってもらおうと、県漬物組合連合会は今年も、県内すべての小学校と特別支援学校249校に梅干しを提供。12日にはみなべ町の上南部小学校(爰川英人校長、児童206人)で贈呈式が行われた。

 体にいい梅干しを食べる習慣をつけてもらうことと、食について関心を高めてもらおうと、「梅干しで元気!キャンペーン」として行っており、今年で17回目。

 上南部小学校へは同連合会加盟の河本食品㈱の河本雅宏代表取締役と、㈱小山農園の小山博也取締役(いずれもみなべ町)の2人が訪問。3年生の教室で全児童分の個包装の梅干しが入った箱と、機能性や生産方法などを説明したパンフレットを手渡し「梅干しは体にいい成分がいっぱい入っています」などと説明した。児童からの「いつの時代から食べられていますか」「梅作りのポイントは」などの質問にも丁寧に答えていた。しょっぱい梅干しが好きという山下紗奈さん(8)は「給食で毎日食べています。平安時代から梅が食べられていたことにびっくりしました」と話していた。