写真=ピンクのバッタを捕まえ笑顔の嘉太郎君

 印南町真妻で見つかった青いムカデが話題となったが、読者が見つけた珍しい生き物シリーズとして、今度は和歌山市でピンクのバッタが捕獲された。

 捕まえたのは大阪府寝屋川市の岩﨑嘉太郎(かたろう)君(4)。先週末、家族で田辺市の父大祐さん(45)の実家へ向かう途中、紀ノ川SAで休憩し、施設わきの草むらで虫捕りをして見つけた。
 もしかしたら超レアな個体かも? と回り道して日高新報社まで見せに来てくれたが、県立自然博物館によると、これはクビキリギスの幼虫で、「そこそこ珍しいが、草地にたくさん生息しているので、見つかることは多い」とのこと。通常は緑だが、色素の変異によりピンクになったとみられるという。

 嘉太郎君は田辺のおじいちゃんに見せるのを楽しみに、「これはピンク色だからきっと女の子だよ」と話していた。