写真=クエ供養碑の横であいさつする濱組合長

 日高町旅館民宿組合(濱一己組合長)のクエ供養が24日、西山山頂ピクニック緑地のクエ供養碑前で行われ、組合員ら8人がクエの恩恵に感謝の気持ちを捧げた。

 濱組合長は冒頭のあいさつで、「コロナ禍で各民宿は厳しい状況が続いていますが、これから本格的なクエシーズンに突入します。国や町の支援策の後押しでこの難局を乗り越えていきたい」とし、「他に真似のできない素晴らしい『食』と『まちづくり』を提供していただいたクエに対して冥福を祈るとともに紀伊水道沖に生息するクエの繁栄を念じます」と述べた。善宗寺(柏)の鈴木悟峰住職が読経、参列者が焼香した。

 来賓の松本秀司町長は「1日も早くコロナが収束し、たくさんのお客様がクエ料理を食べに訪れていただけることを願っています」と話していた。