みなべ町高城小学校(夏見和敏校長)3年生が31日、自分たちで収穫した梅の天日干し作業を行った。

 1年を通して地域の特産で梅について勉強している。ネット敷きや収穫、7月には樽で塩漬け作業をしていた。今回も高城地域共育協議会のメンバーが講師を務め、下村勤会長が「樽から出した梅をやさしくていねいに洗って、梅がくっつかないように並べることがポイントです」とアドバイス。子どもたちは「ざら」と呼ばれる平らな容器に梅を並べ、太陽の光が降り注ぐ屋外に並べていった。西輝真君は「天日干しするのは初めて。並べるのが楽しかった。自分で作った梅干しを食べたいです」と話していた。この日は活動の様子を近畿農政局和歌山拠点の職員らが見学した。

 梅干しは給食に使ったり、パックに入れて持ち帰り家族で食べてもらうことにしている。