写真=マンツーマンでスマホの使い方を指導するなかのさん㊨(第1回相談会)

 印南町シルバー人材センターは毎月1回(第3木曜)、60歳以上の高齢者らを対象にしたスマートフォンの個別相談会を開いている。

 センターでは会員にスマホのLINEなどを使った情報伝達システムをつくろうとしており、相談会はスマホでの電話帳の登録やLINE、メール、音量の設定など基本的な使い方をマスターしてもらうことを目的に開催。会員以外の参加も歓迎している。講師はセンターの田中統事務局長の友人で、スマホに詳しい古井のなかのえつろうさん(73)。先月の第1回相談会では参加者から「同じ世代の人が教えてくれるのでちょっとしたことでも聞きやすく、分かりやすいです」と好評だった。

 田中局長は「以前からスマホの使い方が分からないという声や、集団での説明会に参加したが理解できなかったという話を耳にしていました。会員以外も参加いただき、シルバー人材センターのPRにもなれば」と話している。

 今月の相談会は盆などと重なるため見送っており、来月から再開。時間は午後1時から4時まで。一人当たり30分、500円。会場はJR印南駅舎内の同センター事務所。問い合わせは℡0738〓7070、または℡080―9587―1603。

 シルバー人材も募集中 センターではコロナ禍の新しい生活様式での運動不足解消や生きがいにもつながる同センターでの就業をアピール。対象はおおむね60歳以上。仕事をすれば配分金が支払われる。随時会員を募集中。現在会員は137人(男性79、女性58)。