鳥居さんの作品

丸畑さんの作品

大阪市立美術館で27日まで開かれている第65回全国神融会書展で、石門会(津村龍堂代表)の鳥居哲石さん(71)=日高川町平川=、崇光社(安宅川崇山代表)の丸畑白鈴さん(広川町)が最高賞の南木賞を受賞した。

南木賞は神融会創立者炭山南木氏の名前を冠した最高賞で、審査会員が対象。審査会員で常任理事の鳥居さんは今回が4度目の受賞となった。今回の作品は、「皇甫冉(こうほせん)詩」。唐の詩人皇甫冉の詩2編から56文字を3行に書いた。受賞に「南木賞は20年前に初めて受賞、これが4度目となります。5月の書芸院展準大賞に続く受賞で、自分でも驚きました。高校時代から亡き津村枕石先生の指導を受け、今も古典を中心に勉強を続けていますが、受賞はこれまで積み重ねてきたものの結晶と思います。『継続は力なり』の言葉をかみしめています」と喜びを話している。

丸畑さんも審査会員で常任理事、4度目の受賞となる。今回の作品は「王禹偁(おううしょう)詩」。宋の詩人王禹偁の詩を3行に書いた。丸畑さんは「めりはりのあるリズムで書くよう心がけました。高1で書道部に入ってから安宅川先生にご指導いただき、ここまでずっと続けてこれて、今回も大きな賞をいただけたことをうれしく思っています。これからも会の皆さんと楽しく続けていきたいと思います」と話している。

そのほか、崇光社から準審査会員の銭谷飛龍さん(和歌山市)が神融会大賞を受賞、次回から審査会員に昇格する。依嘱会員の中西頌葉さん(由良町)は神融会準大賞を受賞、次回から準審査会員に昇格。無鑑査会員の古川玅容さん(有田市)は神融会賞を受賞、次回から依嘱会員。寺杣蒼濤さん(有田川町)は公募の部で会長賞を受賞した。