日高川漁協は22日、日高川町上初湯川と初湯川地内の日高川支流約20カ所でアマゴ約4万匹を放流した。

 放流は今月1日から24日にかけての6日間行い、龍神村の大熊、小森、日高川町の大滝川など全体で約30万匹を放流する。

 この日は漁協職員2人が、2㌧トラックに2個の水槽をのせて各放流場所に向かい、ボランティアとして参加した組合員3人とともに放流を行った。

 放流したのは、組合が育てた体長約7~8㌢のアマゴで、来年3月の解禁時には18~20㌢程度に成長する。

 ボランティアで参加した組合員の阪田正さん(60)=寒川=は「アマゴが増えて、釣り人が楽しめる釣り場をつくりたいと思い参加しました」と話していた。

写真=アマゴを放流する組合員