写真=一列に並んで植える児童

 御坊市の藤田小学校(原啓司校長)の5年生23人は2日、学校近くの田んぼで田植えを体験した。

 毎年恒例の稲作体験で、JA紀州青年部の湯川藤田野口班のメンバーがサポート。「稲を真っすぐ奥まで丁寧に植えてください」とアドバイスを受けた後、子どもたちは田んぼに入り、「ぬるぬるして気持ち悪い」「カエル見つけた」「タニシ踏んだ」などと声を上げ大はしゃぎ。教えられた通り丁寧に植え、どろんこになりながらも楽しそうに作業していた。

 大﨑快浬(かいり)君は「楽しかったけど、田んぼ全部を植えるのは大変そう。収穫したら納豆ご飯にして食べたい」とうれしそうに植えていた。

 植えた品種はキヌヒカリで、今後、かかし作り、収穫体験を行う。