写真=役場前で女性職員から花束を贈られる久留米町長

 先の日高川町長選で無投票当選となった久留米啓史町長(65)は31日が2期目のスタートで、職員と支持者ら約100人の出迎えを受けて登庁した。

 訓示式では、職員を代表して小早川幸信副町長が「私たち職員は一丸となって久留米町長の下、『町民のために』を合言葉に全力を尽くしていくことを誓います」、山本啓司議長は「議会で建設的な議論ができることを楽しみにしています」と祝辞。久留米町長は1期目に掲げた人口維持、住民にやさしい行政、産業の振興など5つの目標を引き続き推し進めるとし、12月末の川辺インターのフルインター化、テニス公園の屋内化など大規模事業の完了によって、日高川がより魅力あるまちに飛躍するチャンスがきたと力を込めた。

 新型コロナのワクチン接種については、「誰もが一日も早く接種を受けたいと思いながら、文句を言わず順番がくるのを待ってくれているのは、職員の日ごろからの住民に対する親切さと丁寧さが信頼となり、今回の接種においても懸命に取り組んでいる姿を評価していただいているからだと思う。何事も前向きに、常に住民のことを考えた町行政の推進をお願いしたい」と述べた。