写真=ホースを手にダム湖から排水する職員

 印南町の防災排水ポンプ操作訓練が30日、高串地内の切目川ダムで行われ、町職員でつくる排水ポンプ操作員や若手職員、総務課職員、地元7地区の自主防災会会長、消防団長ら36人が参加した。

 出水期を前に毎年、西ノ地地内の町民プールで行われているが、今年は山間部のため池決壊などを想定して迅速な水防や排水活動ができるよう、切目川ダムで初めて実施。2班に分かれて機器の取り扱いについて説明を受けたあと、ダム湖からポンプで水をくみ上げて排水活動を実践した。

 同町はドローンの操作技術者資格を取得した防災ドローン隊を結成し、被災状況などを把握するためドローンを活用。この日はダム周辺でドローン操作のデモンストレーションも行った。