写真=「一期一会を大切に頑張ります」と的場署長

 県警の春の1次異動が26日発令され、御坊署の新署長に的場克郎警視(57)が着任。「住民の安全、安心を守るのが私たちの一番の使命。何をするにも前向きに業務を進めていきたい」と、新体制のスタートに力強く抱負を語った。

 和歌山市出身で、1982年4月に警察官となり、和歌山東署を振り出しに管区機動隊や海南、和歌山西の各署、警備部公安課、警務部警察相談課(現広報県民課)に勤務。管区機動隊では分隊長や総隊長を務め、和歌山西署時代は逮捕術の特別訓練生の指名を受けて活躍した。

 警部昇任後は警備畑を中心に、和歌山東署地域課長代理から、白浜、橋本各署の警備課長を歴任。警視になってからは警衛対策課や警察庁警備企画課への出向を経て、警備部警備課長、警務部総務課長を務めた。今回が初めての御坊署。「前任の北島(彰)署長らから『自然が豊かで人情味があって温かいまち』と聞いています」と話している。

 署長として「悪いやつを捕まえるのが警察の仕事、やるべき業務。住民の安全と安心を守ることが一番」と決意新た。2021年度は東京オリンピック・パラリンピックをはじめ、県内、同署管内でも聖火リレー、紀の国わかやま文化祭といった行事を控え、「何ごとにもスピード感を持って対処、対応していきたい」と力を込める。

 「一期一会」を大事にしており、出会いや人と人とのつながりを大切にしている。「コロナ禍で活動が制限されるなか、感染防止対策をしたうえで、顔を合わせたり、つながりをつくったりし、理解や協力を得ながら、業務に皆さんの声を反映させたい」。防災対策について「いつ起こるか分からない災害に対し、いつ起こっても対処・対応、助けられる命を助けられるよう、署員一同、意識を高く保ち、訓練、啓発したい」としている。

 趣味はドライブ。「これまで主に国道42号沿いだったので、これから管内を回ってみたい。歩いてぶらぶら散策もし、新しい出会い、発見が楽しみです」と笑顔を見せている。