写真=まかれる餅や菓子を拾う参拝者

 印南町美里の才ノ川観音で23日、初午の会式があり、多くの参拝者らが訪れた。

 「厄除観音」とも呼ばれ、地域住民や子どもを連れた町内外の家族らが参拝。コロナ対策を講じたなかで、約1時間おきに餅まきがあり、きれいに咲く桜の下で、本堂から餅や菓子がまかれた。

 祈祷では厄除けや交通安全、無病息災、商売繁盛を願い、手を合わせる人の姿が見られた。娘や孫と来ていた地元の70代女性は「お花見と合わせて来ました。家内安全と商売繁盛をお願いしました」と笑顔を見せていた。