写真=技術を確認しながらドアを開ける隊員

 日高広域消防本部は9日、日高町の本署駐車場で、車両救助訓練を行い、職員が技術を磨いた。

 WEBERレスキューの技術に基づいた車両救助技術を確認した後、実際に乗用車を使い、車両の安定化や窓ガラスの破壊、フロントガラスの切断、ドア開放、ピラー切断を実施。これまで横方向に行っていたドア開放では、新たにスプレッダーを使ってドアを上から手前に倒して開ける方法を実践した。

 車種を問わず、アプローチの段階からより確実な活動につなげられる技術。10日も同様の訓練が行われる。