写真=優勝カップ等を手に笑顔のブレイズ湯浅のメンバー

 日高サッカー協会主催、本紙協賛の第24回日高新報杯少年サッカー大会Aクラス(U―12)の部が7日、南山陸上競技場で開催され、日高・有田地方の7チームが参加し熱戦を展開した。決勝はブレイズ湯浅とダンシーマの対決となり、湯浅が5―1で勝利して栄冠を手にした。湯浅は全3試合で14得点、失点2と攻守に他を圧倒した。3位にはアミザージが入賞した。

 新型コロナ感染防止対策として消毒や事前の検温の徹底のほか、保護者の観戦はフェンスの外からにして、密を避けて開催した。

 心配された雨も降らず絶好のコンディションとなり、選手たちははつらつプレーで沸かせた。7チームが変則トーナメントで争い、湯浅は3チームでの予選リーグでサザンクロスを3―1、由良を6―1で下して決勝へ。ダンシーマとの決戦は、前半5分に先制し、同点に追いつかれてからも速いパス回しで一気に前線に攻め込む攻撃力で立て続けにゴールを決め、前半を3―1で折り返し。後半も2ゴールして試合を決めた。

 蜂谷脩人監督は「今まで練習してきたことを出し切って、いいサッカーができたことが優勝につながった。苦しい時も選手たちが乗り越えてきた成果です」と選手をたたえた。
 ダンシーマは1回戦で塩屋に1―0、準決勝でアミザージに2―1で勝利。決勝では前半7分、センターサークル付近からのフリーキックを直接決める同点ゴールを見せるなど見せ場をつくり、点差以上に好勝負を演じた。

 田口誠監督は「2人しかいない6年生がしっかりチームを支えてくれた。負けた悔しさはありますが、最後もいい試合ができた」と選手たちの健闘を喜んでいた。3位決定戦はアミザージが由良を6―0で下して入賞した。

 Bクラスは14日に行う。上位入賞チームのメンバーは次の皆さん。

 ブレイズ湯浅=蜂谷脩人(監督)、古田箔、佐藤帆恭、青木優祐、佐藤迅将、津野珀翔、上野山綺空、赤井孝汰朗、川瀬廉、栗山善多、川﨑大莉▽ダンシーマ=田口誠(監督)、松下世優久、北野巧真、川崎来人、鴨川亮甫、北裏彩乃、橋本樹輝、田上勇斗、京保颯真、玉置奈央、立花寛斗、寒川晃丞、山崎玲凛、東村瑛太、橋本颯介、北野叶翔、湯川夏旺▽アミザージ=阪本国治(監督)、松本晴、柏木聡太朗、川邉恵叶、柏木優一朗、柳原彪我、柏木旬、中村成伍、中淳樹、三橋洸誠、柚瀨壮志、坂口太弥、白井陸、川邉光彩