日高広域消防本部は5日、予防業務を的確に行い、火災予防に関する高度な知識と技術を有する予防技術資格者の2020年度認定証交付式を行い、職員13人が専門員に認定された。

 05年に告示された総務省消防庁の消防力の整備指針に基づき、予防技術検定に合格し、4年間の予防業務従事経験を積んだ職員を認定。これで在職の認定者は15人になった。

 予防技術検定は「防火査察」「消防用設備等」「危険物」の3区分があり、資格区分の各専門員に認定。小西威寿消防長が認定証を交付し、「皆さんの持つ高度な知識と技術で住民の付託に応えられるよう、より一層、予防業務、火災予防にまい進してほしい。活躍に期待します」と激励した。

 認定を受けた13人のうちの一人、岡﨑大地士長(31)は「資格を取るため必死に勉強しました。消防予防行政の一端を担い、地域住民の皆さんの火災予防に役立てるよう努力したい」と決意を新たにしていた。

 今年度認定を受けた岡﨑士長以外の職員は次の皆さん。

 尾﨑行雄司令、小竹健太司令補、楪浩樹士長、新川恭平副士長、柹木紀寛副士長、中野由規副士長、原向平副士長、永井開副士長、花光信行士長、西本雄一士長、山西大樹士長、羽佐俊哉副士長