県教育委員会は5日、2021年度の公立高校入試の本出願状況(一般選抜、スポーツ推薦)を発表した。本紙エリアの全日制3校2分校7学科(日高総合科学を除く)では、紀央館工業技術が定員ちょうどで、他は定員割れとなった。

 本出願は2月の一般出願の結果を受けて、希望校を変更できる出願。

 本紙エリアでは一般出願で唯一、定員をオーバーしていた紀央館普通が9人減り、出願者数は定員120人に対し116人で4人の定員割れとなった。同工業技術は一般出願で定員40人に対し38人で2人の定員割れだったが、本出願で2人増え定員ちょうどとなった。

 このほか、日高普通で4人、同中津分校で1人、南部普通で2人、同食と農園で3人が増加したが、いずれも定員割れ。南部龍神と日高定時制は増減がなかった。

 県内の全日制29校4分校62学科では一般出願より11人減少し、入学者枠6063人に対し5389人が出願した。

 学力検査は11日、面接、実技等は12日、合格発表は19日となっている。

*1 県立中学校からの進学者のみ
*2 海南美里分校、有田中央清水分校、南部龍神分校の入学者枠
   数には全国募集枠数各4人程度、日高中津分校には12人程度、串本古座には11人程度を含む
*3 有田中央総合学科福祉系列の人数は、26人以内。総合学科出願者数79人のうち、福祉系列    の出願者数は3人
※網掛け箇所は本紙エリア