1897年(明治30)以来124年ぶりとなる2日の節分。御坊市島のわかば保育園では恒例の節分行事が行われ、保育士ら扮する鬼が登場した。

 園児たちがそれぞれ作ってきた鬼の面をかぶって「おにのパンツ」などの歌を楽しんだ後、鬼が登場。金棒を地面に叩きつけ迫力いっぱいの鬼に園児たちは大慌て。泣きながら逃げ回る子もいれば、怖がりながらも「鬼は外」と懸命に豆を投げつける姿も=写真=。最後は福の神が登場し、鬼をやっつけた。

 鬼たちは「怖がらせてごめんね。みんないい子にしてれば悪さはしないから」と仲直りし、一緒にダンスを楽しんだ。