写真＝寒川地内の積雪（撮影＝近藤雄一）
この冬一番の強い寒波が流れ込んだ影響で、県内も８日、各地で厳しい冷え込みとなり、日高地方の山間部は雪が積もった。今後も１０日ごろにかけて引き続き強い冬型の気圧配置となる見込みで、和歌山地方気象台が注意を呼びかけている。
７日夜から８日朝にかけて低気圧が急速に発達し、県内も８日は各地で朝の最低気温が０度を下回る冬日を記録。日高地方でも午前６時台に御坊市消防本部（湯川町財部）でマイナス０・３度、日高広域消防本部（日高町萩原）でマイナス０・４度、アメダス観測所では日高川町の川辺でマイナス１・３度、田辺市の龍神で７時台にマイナス５・３度の最低気温を観測した。
日高川町寒川では８日の早朝から雪が降り始め、午前１０時現在で車や家の屋根に約４㌢積もった。日の出とともに気温は少しずつ上がっているが、降雪は続いており、さらに積もるとみられている。寒川では年末や年明けにも雪が積もった。
