和歌山労働局（池田真澄局長）は２５日、１１月の県内の一般職業紹介状況を発表。有効求人倍率（季節調整値）は０・９５倍で、前月より０・０３㌽低下し、４カ月連続で１倍を割り、厳しい雇用情勢が続いている。
県内の１１月の求職者は１万５７６３人（季節調整値）で、７カ月連続で増加。一方の企業の求人は１万４９７４人で６カ月ぶりに減少し、有効求人倍率は０・９５倍となった。
新規求人数（原数値）は、５５１６人で、前年同月と比較すると１５・６％の減少。これを産業別でみると、昨年、公務員の会計年度任用職員制度が導入され多かった公務・その他で４４４人と最も大きく減少し、そのほかは卸売・小売業が４０１人、製造業が１１０人、宿泊・飲食サービス業が５４人、生活関連サービス・娯楽業が４４人減少し、新型コロナの影響を受けているとみられる。
御坊は１・２５倍 御坊公共職業安定所の１１月の有効求人倍率（原数値）は、１・２５倍で前月より０・１７㌽上昇し、新型コロナの影響を受け始める前の今年３月と同水準となった。
