「おたきさん」の愛称で知られる印南町印南原の瀧法寺に7日、来年のえとの「丑」にちなんだ特大絵馬が奉納された。

 大阪から印南原に移住し、洋画白玄会に入会している火和正敏さん(71)が3年目の寄贈。縦、横約1㍍のサイズで、かわいい目をした牛を真ん中に、松竹梅や打ち出の小づちを描き、「開運招福」の文字を入れている。

 火和さんは「少しでも地域の宣伝になればと描かせてもらっています。今年は特にコロナ終息の願いを込めました」とにっこり。西山宝性住職(70)は「毎年絵馬をいただき感謝しています。牛歩のように粘り強くコロナの苦境を乗り越えるため、皆さんとともに協力していきたい」と話していた。

 同寺の森弘副総代(77)と同寺奉賛会の谷章資副会長(67)も立ち会った。

写真=絵馬とともに左から火和さん、森副総代、西山住職、谷副会長