日暮れが早い季節になり、夕方以降に自転車や徒歩の子どもたちが関係する交通事故を防ごうと、御坊署と交通事故をなくする御坊市民運動推進協議会は2・3日、市内の小学生サッカーチームを回り、ルールの順守を呼びかけた。

 わかやま冬の交通安全運動(1~10日)に合わせ、2日に塩屋ジュニアとアミザージの2チーム、3日にFCダンシーマの練習を訪問。交通安全グッズを配り、事故の防止を啓発した。

 FCダンシーマが練習する野口小学校グラウンドでは、御坊署交通課の児玉高幸課長が「自転車は車と一緒。事故に遭うと、家族や友達、みんなが悲しむのでルールを守ってください」と呼びかけ、メンバー30人に反射たすきとバンド、自転車のリフレクター、チラシを配布。反射たすきの効果実演もあり、主将の松下世優久(せすく)君(名田小5年)は「いつも車にぶつからないように気をつけています。自転車のルールをちゃんと守りたい」、コーチの脇本健太さん(31)も「子どもたちには交通安全も指導しています。あらためて気をつけるよう注意したい」と話していた。

写真=FCダンシーマのメンバーに啓発グッズを手渡す児玉課長