みなべ町の南部中学校(﨑山武司校長)2年生が2日、南部高校食と農園科の実習棟を使って調理実習を行い、クッキー作りなどに挑戦した。

 昨年8月に新しく完成した実習棟の最新調理器具を中学生にも体験してもらおうと、昨年から始まった取り組み。生徒はクッキー、ジャム、アイスクリームの3班に分かれ、それぞれ南部高校の専門教諭に教えてもらいながら実習した。

 クッキー班は生地作りからスタート。バターや薄力粉を使って生地をこねたあと、チップチョコや抹茶などを混ぜて形を作り、オーブンで焼いて出来上がり。生徒たちは友達と和気あいあいと楽しみながら作り、見た目もきれいに仕上げていた。

 家でお菓子作りをするという野村悠さんは「クッキーを作るのは初めてですが、思っていたより簡単で、すごく楽しい。家でもやってみようかな」と話していた。

写真=クッキー作りを楽しむ生徒