印南町印南原を通る県道沿いにユニークな7体のかかしが登場し=写真=、ドライバーらの目を引いている。

 場所は滝ノ口コミュニティセンター付近で、地元の稲原さんぽ道の会が今年夏にはヒマワリ、秋にはコスモスを植えていた畑。地元住民が花の終わったあとも見に来てもらえるようにと、十字に組んだ木に古着を着せたり、帽子をかぶせたりして作った。クリスマスの帽子をかぶった若者風や手をつないで仲良く傘に入るカップル、タイトスカートをはいて片足を出したセクシーなお姉さん風のかかしなどが横一列に並んでおり、町に来た人を歓迎しているよう。かかしの製作に携わった住民は「少しでも地域活性化につながれば」と話しており、さらに数体増やす予定。

 稲原さんぽ道の会では27日、この畑に今度はレンゲの種をまいており、春にはかわいい花を咲かせる。