今年春の叙勲で食品衛生功労の旭日双光章を受章した県食品衛生協会副会長辻井和吉さん(70)=印南町島田=の祝賀会が16日、同町の辻井旅館で開かれ、来賓、協会の仲間ら約50人が集い、受章の喜びを分かち合った。

 発起人は日高食品関係連合会(会長は辻井さん)の副会長を務める中野政博さん、新田みどりさん、更井喜作さん、畑木正三さんの4人。来賓では仁坂吉伸知事代理の中村一興日高振興局健康福祉部長、日裏勝己印南町長、玄素彰人県議、県食品衛生協会顧問の小川武元県議らが出席、祝辞を述べた。

 壇上で妻美代子さんとともに花束を贈られた辻井さんは、これまで自分を支えてくれた家族、従業員、食品関係各団体の仲間への感謝のうえ、「私は人の上に立つような人間ではありません。皆さまの助けやご協力がなければ何もできません。このたびの素晴らしい表彰は、皆さま方の代表でいただけたと思っています。今後もさらに精進を重ね、いままで通りのご指導をたまわりますようお願い致します」と謝辞を述べた。

写真=花束を贈られ笑顔の辻井さん夫妻