県立医科大学の薬学部設置が文部科学大臣の認可を受け、来年4月の開設が正式に決まった。薬学部設置は県内では初めて。
修業年限は6年。キャンパスは和歌山市七番町、和歌山城の北側(伏虎中学校跡地)に南棟(11階)と北棟(5階)を建設中。両棟合わせた延べ床面積約2万6000平方㍍、建築面積は3760平方㍍。南棟には研究室、実験室、模擬薬局、事務室など、北棟には講義室、体育館、食堂などを設ける。12月中旬に完成する。規模は1学年100人の計600人で、近く募集要項を配布する。
県立医科大学の宮下和久理事長・学長は「医療系総合大学としての特長を最大限に生かし、医学部や保健看護学部との合同講義、附属病院での実践的な臨床実習により、指導的役割を果たす薬剤師を養成したい。また、創薬研究や臨床研究の活性化を図ることで、保健、医療、福祉の充実に貢献していきたい」とし、仁坂吉伸知事は「県内に薬学部がある大学はなかったが、薬剤師を目指す人には朗報。地域の活性化にもつながる」と話している。


