先日、日高郡の6町が推進している創業支援事業の認定を受けて、美浜町和田で新しく衣料雑貨店「select by tane.」を経営している女性オーナーを取材した。
店内には、エスニックの服や雑貨、アクセサリー、キッチン用品など思わず手に取ってみたくなる商品が並んでいた。オーナーも「みんなが笑顔になって楽しい生活を送れるように」をコンセプトに店づくりを行っていると話していて、こだわりの商品を愛おしく思っていることが感じられる素敵なお店だと思った。筆者は、店の人に思い入れのあるおすすめ商品の話を聞いたり、必需品ではないが、惹かれるものに巡り合って心躍らせたりする買い物が好きだ。でも今年に入っての自粛ムードで、そんな買い物の楽しさも忘れていた。今度はゆっくりお気に入りの逸品を探しに来たいとなんだかうれしい気持ちになった。
地域に素敵なお店や企業が増えるのはとても素晴らしいこと。人口減少や雇用の創出など課題の解消につながる可能性も。そんな地域活性のために郡内の6町が、2015年秋から足並みをそろえ、創業支援事業に取り組んでいる。各町の商工会などが創業・起業を目指す人や創業後5年以内の人に対して経営、財務、人材育成、販路開拓の4つの要素でサポートする。自治体は、創業支援認定を行い、補助金等の相談窓口になるほか、様々な優遇措置も受けられる。多い町ではこの5年で12人に創業支援認定を行っているが、少ないところでは、認定実績がゼロとなっている(10月16日現在)。
最近は、週末起業や主婦起業など創業の形も多様化。自分の店や会社を持ちたい人は同事業の支援認定を受けることで、ぐっと夢の実現に近づけるかも。(陽)


