国の有形文化財(建造物)に登録された御坊市湯川町小松原の橋本太次兵衛家住宅(1カ所3件)について26日、文部科学大臣の登録有形文化財登録証と登録プレートが、所有者の一人、橋本千勢子さん(71)=和歌山市=に伝達された。

 今年4月3日付で官報公示され、文化財登録原簿に登録された橋本太次兵衛家住宅の新座敷、旧米穀集荷事務所、土塀それぞれの登録証で、御坊市教育委員会で奥幹夫教育長が橋本さんに伝達。

 奥教育長は「登録された橋本太次兵衛家住宅の建物は地主経営と接客空間の一端を伝える貴重な地域の文化財であり、特に旧米穀集荷事務所は郵便局として使われた歴史もあり、町並みのシンボル的な存在。関係者の皆さんには登録にご尽力いただきありがとうございました」と礼を述べ、「市内の登録有形文化財はこれまで御坊、薗、藤田町地域の建造物でしたが湯川町地域で初めての登録。今後とも市内の文化財の保存と活用に努めていきたい」と話した。

 橋本さんはプレートを受け取り、「ずっしりきますね。その重みと責任を感じます」とにっこり。「古くなっていますので、これから直し、また、いかに利用していくか、助言いただければ」と話していた。

写真=プレートを手に橋本さんと登録証を手に奥教育長